男鹿半島で秋田なまはげ文化を知る
どうも、適当パパです。
コロナウイルス対応で頑張っている方々に
感謝しつつ、みんなでこの難局を乗り越えましょう!
さて、今回は「子供と行きたい観光地や文化」シリーズです。
初回となる今回は、青森・秋田に旅をしたということで、秋田でおなじみ文化の「なまはげ」になります。
■そもそも「なまはげ」とは
秋田県男鹿半島で行われてきた行事で、神の使いの「なまはげ」が「悪い子はいねーかー」といいながら家庭訪問を行い、無病息災を願うようです。
国の重要無形文化財にも指定されており
ビジュアルと、何をするのか?というのは
国民の誰もがご存じのことと思います。
■何で「なまはげ」に会いに行く?
この世界でも珍しい行事ですが、最近衰退しているそうです。
コロナの影響もあるでしょうが、海外旅行の増加などにより、観光客が減ってきていることで、 だんだん実施する行政が少なくなっているそうです。
もしかしたら、この文化も絶滅してしまうかもしれません。
ということで、日本独自の何事にも神を宿し
そして、心に感じながら生きていく文化を
グローバル化が進んでいる世の中で、子供たちに日本人の誇りを忘れないでいてほしい願いを込めて、見に行こうとなりました。
■なまはげを見に行ってきた!
実際に男鹿半島に行ってみて、「なまはげ館」という建物があるのですが、そこには行きませんでした。
色々と勉強になる感じではあるものの、あまり難しいことがわかる年齢でもないので、もう少し分かりやすい直接的な印象のほうが良いのではないか?ということで、 なまはげ太鼓なるものを見てきました。
■なまはげ太鼓を見て
実際に見たのは、男鹿観光ホテル近くの公民館のような場所で開催されたなまはげ太鼓でした。
一言でいうと、圧巻でした。
小さい会場の中で、鬼3人+女性一人の演奏者だったのですが素晴らしい迫力でした。
子供たちも恐怖というよりは、まるで他の世界の生き物を見るような眼差しで、ずっと口を開けてみていました(笑)
最後になまはげと会話させてもらう機会があったのですが、子供たちにも「良い子にしていれば守っているからな!」というお言葉を頂いて、それから我が家の守り神になっています。
■なまはげからの言葉
演奏が終わった後に談笑させていただく機会がありました。
今回の演者さんたちは、皆さん若い方で、正直驚いたのですが、彼らは「この文化を守りたい」と言っていたのが印象的でした。
自分たちだけになっても、この大切な文化を守り、次の世代へ、正しい形で伝えていきたいとのこと。
すごく感動しました。
■この日の夜に子供と話したこと
「文化」というものについては、少し話をしました。
色んな国や地域で、色んな文化があります。
その中で、 それを理解しようとする気持ちが一番大切だと思うのです。
インターネットの普及などもあり、グローバル化や、 世界との国境が無くなっていくことが当然のように起こりえる現代となっています 。
その中で、自分と違うことや知らないことを拒絶することが、差別や視野の狭さにつながると思うんです。
知らないことも、まず自分で見て・考えることで相手のことを理解し、尊重することが、 今までよりも大切になると思います。
子供達には、これからも沢山の文化や考え方に触れてもらって、多様な価値観や自分の考えを持ち、 そして信念を持った生き方をしてほしいです。
■まとめ
適当パパも初めて見ましたが、日本人で良かったと思いました。
「なまはげ」に込められた、様々な思いを想像して、それを守る人たちの思いを感じられたことで、 非常に誇りを持ちました。
遊びの中に、新しい発見があるように、 今後も楽しんでみてあげたいと思います